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川西市・東谷みやげ/銘菓【東谷浪漫】からみのとき刻


「東谷ズム」×「上政」~地域住民と老舗和菓子店「上政」のコラボにより誕生した東谷みやげ~

《商品開発の経緯》

秀吉の多田銀銅山で知られる知明山は、銀銅を産する奇妙不思議な山として、古くは奇妙山と称され、奈良時代に聖武天皇が夢で伊勢皇太神のお告げを受け、東大寺大仏鋳造の銅をこの奇妙山神教間歩(坑道)で採掘したとの言い伝えがあります。中世より、この地(東谷地区の山下町・下財町)に製錬所と鉱山役所が置かれ、昭和初期まで操業していました。その製錬技術は「山下吹き」(南蛮吹き)と呼ばれ、「製錬のまち」として栄え、大正2年の能勢電鉄開業を機に、能勢・豊能・猪名川など周辺地域のターミナルとしての役割を担い、もっとも華やかな時代を迎えました。小さなこの町に、銀行、証券会社、ダンスホール、ビリヤード場、カフェ、木賃宿などが、軒を並べ、多くの人でに賑わっていたそうです。

そんな華やかだった頃の東谷を知ってもらおうと地元住民、商店主、市民グループなど有志が実行委員会を立ち上げ、能勢電鉄の協力を得て、始めたイベントが今年で5年目を迎える「ヒガシタニズム東谷ズム」です。5年目を迎える今回から、一過性のイベント開催でなく、年間を通じた活動で次世代へ繋いでいこうという動き始めました。そんな活動から、東谷みやげ開発の話が持ち上がりました。東谷で大正時代より続く老舗和菓子店「いながわ本舗 うえまさ上政」の上野社長が実行委員会のメンバーだったこと、過去の東谷ズムで上政さんに残っていた落雁などに利用する今は使わなくなった木型に粘土で型抜きするワークショップが大好評だったことから、木型を使った和菓子をつくることで話がすすみました。開発にあたっては、川西市商工会(経済振興委員会)が実施する特産品開発助成金を活用しました。

「からみの刻」は、東谷ズムのロゴマークを浮き出しにした饅頭です。製錬する時に出るこう鉱さい滓を表現した和菓子にすることで、製錬のまちとして栄えた東谷を感じてもらえると考えました。鉱滓は、銀や銅を含む鉱石を高温で製錬した時に銀や銅が溶け出して無数の気泡が空いたカスで、通称からみ(鍰)と呼ばれています。実行委員会で試食を重ね、アイデアを出し合った結果、栗の粒を銀や銅に見立て、それらが含有する鉱石を餡で表現しました。それらを包みこんで、木型で東谷ズムのロゴマークを型押しして焼き上げました。包材には製錬の様子、掛け紙には製錬所と東谷の町並を描きました。

今も町のあちらこちちに残る鍰(からみ)が、悠久の時を刻み、浪漫を感じさせてくれることから、「東谷浪漫~からみのとき刻~」と命名しました。東谷のお土産として、川西市のお土産として、里山地域のお土産として、ぜひお買い求めください。

初回限定販売 6月5日(日)東谷ズムにて販売予定です。

 

「からみのとき刻」のストーリーの画像(産経ニュース)

銀・銅製錬で栄えた大正…川西・東谷地区の魅力知って

産経ニュース2016/05/27
銀や銅の製錬で大正時代を中心に栄えた川西市の東谷地区の魅力を伝えようというイベント「東谷(ひがしたに)ズム」 … に合わせ、明治16年から続く同市見野の和菓子店「上政」が、オリジナルの焼きまんじゅう「からみの刻(とき)」を開発。

 

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